不動産用語集

【容積率(ようせきりつ)】

容積率とは
容積率は、建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合(延べ床面積/敷地面積)をいう。建物の延べ床面積が90平方メートルで、その敷地面積が100平方メートルであれば、その住宅の容積率は、90/100で90%である。道路等の公共施設の能力に対応した機能の維持と増進を図ることを目的として、建築準法第52条にもとづき定められた。
容積率の限度
容積率は、都市計画における用途地域ごとに、50~130%の範囲で制限が設けられている。これを指定容積率という。建築基準法では、指定容積率を超える建物を建てることができない。ただし緩和措置として、総合設計制度を利用した公開空地の設置にともなう容積率の割増や、床面積を容積率の算定に含めない以下のようなケースがある。1.建築物の地階で住宅の用途に供する一定の部分、2.共同住宅の共用廊下または階段部分、3.自動車等の車庫、停留または駐車のために使われる部分など。
敷地前面道路の幅員との関係
敷地に接した前面道路の幅員が12m未満の場合における容積率は、用途地域ごとに定められた指定容積率と、その道路幅員に応じて算定される基準容積率のいずれか低い数値が適用される。住宅地域などでは、基準容積率=(道路幅員×4/10)×100%、商業・工業地域では、基準容積率=(道路幅員×6/10)×100%で算出される。また幅員15m以上の特定道路から敷地までの距離が70m以内の場合には、前面道路の幅員に加算措置が行われる。