不動産用語集

【耐震性能(たいしんせいのう)】

耐震性能とは
建物が、地震の揺れや振動にどれだけ耐えられるか、地震の持つエネルギーをどの程度吸収できるかを表した能力のこと。建物の骨組(構造躯体)の強度を表す性能指標の一つとなる。
耐震性能向上のポイント
耐震性能向上のポイントとしては、以下の4点がある。1.地震の際に建物に加えられる水平方向の荷重(水平荷重)に抵抗するのが、耐力壁の働きである。従って耐震性能向上策としては、建物に耐力壁を十分に設ける(存在壁量を増やす)ことが大切である。さらに建築基準法の耐震性に「安全率」を考慮した壁量とすることにより、さらに安全性を高めることができる。2.次に、耐力壁を建物の中にバランスよく配置することである。具体的には、建物の重心と剛心が近くにくるように耐力壁を配置する。「偏心率」(重心と剛心のへだたりのねじり抵抗に対する割合)が、0.15以下になるように配置するとよいといわれている。3.筋違い金物、柱頭・柱脚金物、ホールダウン金物などの接合金物を適材適所に使って接合箇所の強度を確保する。4.建物を建てる前に、地盤の強さを調査することも重要である。建物の基礎は、安全性の観点からも布基礎よりもベタ基礎を採用するのがよい。