不動産用語集

【シックハウス症候群(しっくはうすしょうこうぐん)】

シックハウス症候群とは
新築あるいは改築した住宅に入居した人に現れる様々な健康障害(体調不良)の総称。症状としては、頭痛、めまい、倦怠感、湿疹、のど痛、呼吸器疾患などがある。類似の症状として、オフィスビルや病院などで現れる「シックビル症候群」、新車内で現れる「シックカー症候群」などがある。
シックハウス症候群の原因
シックハウス症候群の原因は、最近の高気密化した部屋内に、新しい建材や内装材などから「化学物質」が放散されることにより生じた室内空気汚染である。これらの「化学物質」、接着剤、有機溶媒、防腐剤などの成分である。厚生労働省は、人体への影響を考慮して揮発性有機化合物として、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンなど13種類の化学物質について、その濃度指針を定めている。
シックハウス症候群を防ぐには
実験によると、新築マンションの室内におけるホルムアルデヒドとトルエンの濃度は、建築後約1か月後には室内濃度指針値の約3倍の値を示すが、3か月後には外気中の濃度とほぼ変わらなくなることが示されている。したがって、シックハウス症候群を防ぐには、できるだけ化学物質の使用を抑えた建材などを使用するとともに、新築後しばらくたってから入居することが望ましい。