不動産用語集

【国有宅地(こくゆうたくち)】

国有財産と国有宅地
国有財産法にもとづき、国が保有する財産(国有財産)には、独立行政法人や公庫などに対する政府出資、船舶・航空機などの「動産」、建物、国有地などの「不動産」がある。国有地は国土の約4分の1を占め、その大部分(約98%)は国有林野事業に用いられる国有林(森林)で、残りの約1%に国有宅地が含まれる。国有宅地は、相続税として金銭の代わりに物納された土地、すでに行政目的には使用しなくなった国有地が該当する。使用されていない国有地については、今後国の行政上の目的のために使用することが見込まれている土地を除いて、順次売却が進められ財政に貢献している。さらに、土地の特性に応じて、定期借地権を利用した新規貸付など、未利用国有地の有効活用を進めている。
国有宅地の売却
未利用国有宅地は、財務省財務局が売り払い事業として一般に放出される。未利用国有地の売却は、一般競争入札により行われている。財務局のホームページに「国有地売却の案内」が掲載されるので、購入を希望する者は気に入った物件の入札に参加し、最高価格を付けて落札することにより購入することができる。競争入札で売却されなかった物件については、所定の期間内であれば誰でも購入することができる。売主が国であることから、手数料もかからず安心して購入することができる。