不動産用語集

【活断層(かつだんそう)】

活断層とは
マントル対流や火山活動により生じた強い応力が地殻に加わることにより、岩盤や地層などに割れ目が生じ、割れた面に沿って岩盤や地層が動いて生じた「ズレ」のことを断層という。さらに過去きわめて近い時代(約200万年前の新世代第四紀)まで活動していた断層で、今後も活動することが推定される断層のことを活断層という。
活断層と地震予知
活断層の地帯では、過去に何度も地震が発生していることから、日頃から活断層の活動度を測定・評価することで、地震の予知に役立つものと考えられている。1995年に発生した兵庫県南部地震をきっかけに日本各地で活断層についての調査が行われた。調査結果は、国土地理院「都市圏活断層図」や独立行政法人産業技術総合研究所活断層・地震研究センター「活断層ストリップマップ」などにまとめられた。さらに同センターは、「活断層データベース」を構築して提供している。
国内の活断層
平均変位速度が10m/1,000年以上のAA旧活断層として、十勝沖地震などの震源になった千島海溝断層、糸魚川静岡構造線断層帯系、長野県の牛伏寺断層などがある。平均変位速度1m/1,000年以上10m/1,000年未満のA級活断層としては、丹那断層帯、根尾谷断層、阿寺断層などがある。