不動産用語集

【解約(かいやく)】

解約とは
賃貸借、雇用、委任などの継続的契約において、契約当事者の一方の意思表示によって、ある時期から将来にむかって当該契約を消滅させることをいう。原状回復義務は生じない。法律用語として「解除」という用語もあるが、民法の法文上においても実務上においても、解約と解除の区別は明確ではない。
解除とは
契約の解除とは、民法第540条に規定される「契約当事者の一方の意思表示によって有効に締結された契約を解消して、これによって生じた債権債務関係を契約成前の状態に回復する制度のこと。」である。契約解除の場合には、その効力は過去にさかのぼって有効になることから、原状回復義務を生じる。
契約解除の種類
手付解除:契約の相手方が契約内容の履行に着手するまでに、買主は手付金を放棄することにより、売主は買主に対して無利息で手付金に、手付金と同額の金銭を追加して支払うことにより契約解除すること。契約時には、この「契約内容の履行に着手するまで」の時期を確認しておくことが重要である。違約解除:契約に違反し、かつ期限を定めた履行催促に相手方が応じない場合には、売主の場合は受領済みの金銭を返還し、買主の場合は支払済みの金銭を含め、さらにそれぞれ売買代金の20%の金額を違約金として相手方に支払うことにより契約解除すること。ローン特約(融資不成立による解除)買主の責任によらずに、住宅ローン借入が不可能となった場合にする契約解除である。この場合売主は受領済みの金銭を買主に返還する。この場合、契約解除できる期日、利用する金融機関を特定することが重要である。