不動産用語集

【違約金(いやくきん)】

違約金とは
契約に定めた事項に違反した者が、相手方に対して支払う金銭のこと。民法において、「契約を違反した者は、その違反によって相手方が被った損害を賠償しなければならない」と定めている。(民法第415条)不動産の売買契約において、売主、買主のいずれかに契約違反が生じた場合には、違反した者に対して一定期間内に契約の履行を促し、それに応じられない場合に「売買契約の解除」が通告され、さらに違約金の支払いを請求することができる。
違約金の額
契約違反による損害額を明確に決めることは一般的に困難なので、統一売買契約書にはあらかじめ違約金の額は「売買代金の20%相当額」として記載されている。違約金の請求にあたっては、請求者が実損害額の発生等の証明をすることは求められない。
違約金の支払
契約違反により売買契約が解除された場合の清算方法は以下の通りである。まず売主が契約違反をした場合には、売主は買主からあらかじめ受領していた手付金と違約金相当額の合計金額を買主に対して支払う。一方、買主が契約違反をした場合には、手付金>違約金であればその差額を売主が買主に無利息で返還し、手付金<違約金であれば、その差額を買主は売主に支払うことになる。